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コンペティティブで大事な撃ち合いの瞬間、急にPingが跳ねてラバーバンド。
「今の絶対当たってたろ!」と、マウスを投げたくなった経験はありませんか?
私も以前、スピードテストは爆速なのに、VALORANTだけなぜかPingが不安定な時期がありました。
ネットの情報を鵜呑みにして怪しい設定をいじっても直らず、最終的には「家族のクラウド同期」と「古いルーターの劣化」が重なっていただけだったんですが……原因がわかるまでの数週間は、ランクを回すのが本当にストレスでした。
「自分が下手なのか、回線が悪いのか」
このモヤモヤを抱えたままプレイするのは、メンタルに最悪です。
この記事では、Riot公式のサポート情報をもとに、あなたの高Pingやラグの原因を切り分けます。
ネット上の怪しい高速化ソフトには頼りません。無料ですぐ試せる対処法から順番に解説していくので、焦らず一つずつ確認していきましょう。
- VALORANT特有のネットワークトラブルの原因
- 今すぐ無料で試せる公式推奨の対処法
- LANケーブル、ルーター、光回線を買い替えるべきかの判断基準
VALORANTでPingが高い時にまず確認すること
Pingが高いと気づいたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
いきなりPCの設定をいじるのではなく、「原因が自分にあるのか、サーバーにあるのか」を分けるのが最初のステップです。
Riot公式のサービス状況を確認する
真っ先に疑うべきは、VALORANTのサーバー側の障害です。
自分だけでなく、マッチ内の複数人が同時に「ラグい」「Pingが高い」と言っている場合は、サーバー障害の可能性が濃厚。
無駄な設定変更をする前に、まずは公式のサービスステータスを確認しましょう。
ゲーム内のPing・パケットロス表示を見る
次に、自分がどのような通信症状に陥っているのかを可視化します。
「なんかラグい」という感覚だけでは対策が打てません。VALORANT内のネットワーク統計をオンにして、画面右上にデータを表示させましょう。
特に見るべきは「Network RTT(Ping)」と「Packet Loss(パケットロス)」の2つです。
サーバー選択を確認する
意外と見落としがちなのが、サーバーの選択ミス。
パーティーリーダーに引きずられて遠い地域のサーバー(例えば香港やシドニーなど)に入ってしまうと、物理的な距離のせいでPingは跳ね上がります。
プレイボタンの上にあるサーバー選択アイコンから、Tokyoサーバーが選択されているか、また現在のTokyoサーバーのPing値がいくつになっているかを確認してください。
参考:サーバー選択について(Riot公式)
Ping・パケットロス・FPS低下の違い
症状を正確に把握すれば、対策の成功率はグッと上がります。
あなたが悩んでいるのは、本当にPingの問題でしょうか?それぞれの違いを整理しましょう。
Pingが高い症状
Ping(Network RTT)は、あなたのPCからゲームサーバーまでの「往復の通信時間」です。
Pingが高いと、移動が遅れたり、敵の弾に当たった判定が遅れてやってきたりします。
公式の技術背景でも、ネットワーク遅延が撃ち合いの有利不利に影響を与えることが説明されています。
参考:Peeker’s Advantageの解説(Riot公式)
パケットロスがある症状
パケットロスは、通信データの一部が途中で迷子になってしまう現象です。
Pingが低くてもパケロスが発生すると、キャラクターが瞬間移動(ラバーバンド現象)したり、撃った弾が消えたりします。
Riot公式も「高品質なWi-Fiや有線接続では、パケットロスはほぼゼロが望ましい」と明言しています。
参考:ネットワーク不安定性の基礎(Riot公式)
FPS低下・カクつきの症状
画面がカクカクするのは、通信ではなく「PCのスペックや負荷」の問題であるケースが多いです。
クライアントFPSの数値を表示し、戦闘中に激しく低下していないか確認してください。
もしFPSが低いなら、Ping対策ではなく、グラフィック設定を下げるなどのPC側のアプローチが必要です。
5分で試せる無料対処
ここからは、次の試合までにサクッと試せる無料の対処法です。
リスクが低く、即効性があるものから順番に紹介します。
ルーター・PC・Riotクライアントを再起動
ITトラブルの基本中の基本。
ルーターは24時間働き続けているため、熱暴走や一時的なエラーで通信が詰まることがあります。
VALORANTを一度終了し、PCを再起動。さらにルーターのコンセントを抜いて10秒待ち、再び挿してみてください。これだけでPingが嘘のように安定することは珍しくありません。
バックグラウンド通信を止める
「急にPingが高くなった!」という時、裏で何かが動いていませんか?
- Windows Updateが裏でダウンロード中
- SteamやEpic Gamesで別ゲームのアップデートが走っている
- 家族が別室で高画質の動画を見ている
- Googleドライブ等のクラウド同期が始まっている
これらは回線の帯域を強烈に圧迫します。プレイ中は不要なアプリを完全に落としましょう。
Wi-Fiなら有線接続に切り替える
VALORANTをWi-Fiでプレイしているなら、一番の原因はそれかもしれません。
Riot公式の接続トラブルシューティングでも、Wi-Fiは環境干渉や他の無線信号でラグスパイク(Pingの急上昇)につながりやすいため、有線接続への切り替えが強く推奨されています。
可能であれば、今すぐLANケーブルを引っ張ってきてPCに直接繋いでみてください。
参考:PC接続トラブルシューティングガイド(Riot公式)
VALORANTの設定で確認する項目
ゲーム内の設定を少し変えるだけで、体感がマシになる機能があります。
Network Bufferingの使いどころ
設定の中にある「Network Buffering(ネットワークバッファリング)」という項目。
これは、パケットの到着が不安定な時に、ゲーム側であえて「小さな遅延」を意図的に導入することで、キャラクターの動きを滑らかに見せる設定です。
パケットロスが酷くてカクカクする場合は、「中」や「最大」にすることでプレイしやすくなる可能性があります。
ただし、入力遅延とのトレードオフになるため、通常は「最小」がベストです。
参考:Gameplay Consistency(Riot公式)
ネットワーク統計の表示設定
先述した通り、「設定」→「ビデオ」→「統計」から、Pingやパケロスの情報を「テキストのみ」または「グラフ」で常に表示しておきましょう。
自分がどのタイミングでラグくなるのか(撃ち合う瞬間なのか、常に高いのか)を可視化することが、解決への第一歩です。
PC・Windows側の確認
基礎的な対処で直らない場合、PCのネットワーク設定に問題が潜んでいるかもしれません。
ネットワークアダプタードライバー更新
PCとネットを繋ぐ「ネットワークアダプター」のドライバーが古いと、不具合を起こすことがあります。
Windowsのデバイスマネージャーを開き、「ネットワークアダプター」からお使いの機器を右クリックして「ドライバーの更新」を選択してください。
怪しいドライバー配布サイトからは絶対にダウンロードせず、必ずWindows Updateやメーカー公式経由で行いましょう。
参考:ドライバー更新手順(Microsoft公式)
ファイアウォールでVALORANTを許可
Windows Defenderやセキュリティソフトが、誤ってVALORANTの通信をブロックしているケースです。
ファイアウォールの「許可されたアプリ」の一覧に、VALORANTとRiot Vanguardが含まれているか確認してください。
参考:ファイアウォールの確認(Riot公式)
DNS・IP更新を試す
PCのネットワーク状態を一度リセットするコマンドです。
コマンドプロンプトを管理者権限で開き、以下の手順を実行することで、接続の詰まりが解消することがあります。
詳しい手順はRiot日本語公式サポートで案内されています。
参考:ネットワーク接続のトラブルシューティング(Riot公式)
ルーター・回線側の確認
PC側に問題がない場合、原因は「自宅のネットワーク環境」にあります。
ルーター再起動・ファームウェア確認
先ほど再起動は試したと思いますが、ルーター自体のシステム(ファームウェア)が古いままではないでしょうか。
ルーターの管理画面にログインし、最新のアップデートがないか確認しましょう。
低リスクで改善が見込める手順です。
ポート転送は必要な場合だけ
ルーターがゲームサーバーへの接続を厳しく制限している場合、「ポート転送(ポート開放)」が役立つ可能性があります。
ただし、設定を間違えるとセキュリティが甘くなるため、初心者には注意が必要です。他の基本対処をすべて試してもダメな場合のみ、公式のガイドに従って慎重に行いましょう。
参考:ポート転送の設定(Riot公式)
家族の同時通信・混雑時間を確認
特定の時間帯(夜20時〜24時など)だけPingが跳ねる場合、あなたの環境ではなく「大元の回線の混雑」が原因です。
また、家族が動画を見ている時間帯に悪化するなら、ルーターの処理能力が限界を迎えているサインです。
この「時間帯依存」を見抜くことが、後述する買い替え判断の重要なカギになります。
改善しない時の切り分け
ここまでやっても直らない場合、闇雲に設定をいじるのはやめましょう。
専門家に相談するための「証拠」を集めます。
Tracertで経路を確認する
Tracert(トレースルート)は、あなたのPCからVALORANTのサーバーまで、どのような経路を通ってデータが運ばれているかを調べるコマンドです。
「スピードテストは速いのにVALORANTだけラグい」という不都合な真実は、この経路のどこかで渋滞が起きているために発生します。
Riot公式も、接続問題の特定に役立つツールとしてTracertの取得を案内しています。
参考:Tracertを使用してネットワークログを取得する方法(Riot公式)
ISPへ相談する時の情報
プロバイダ(ISP)やRiotサポートに問い合わせる際は、「なんかラグいです」ではたらい回しにされます。
以下の情報をテンプレとして準備しましょう。
- 発生時刻と頻度
- お住まいの地域と契約しているISP名
- 有線か無線(Wi-Fi)か
- Pingの推移とパケットロスの有無
- 取得したTracertのログ
買い替え・回線変更を検討すべきケース
さて、ここまでの無料診断をすべて試しても改善しなかった方。
大変お待たせしました。残念ながら、あなたの環境は物理的な機器の交換、あるいは回線の乗り換えが必要なフェーズに来ています。
自分の症状に合わせて、必要な対策を選んでください。
LANケーブルを見直すケース
「有線で繋いでいるのにパケットロスが出る」という場合、ケーブルの断線や劣化、あるいは規格が古すぎる(カテゴリ5など)ことが原因かもしれません。
ケーブルを変えるだけで劇的に通信が安定するケースは多々あります。
高くても千円〜数千円なので、まずはここから見直すのが最もコスパが良いです。
ルーターを見直すケース
「スマホのWi-Fiも時々切れる」「ルーターを5年以上買い替えていない」「家族がネットを使うとPingが跳ねる」
これらに該当するなら、ルーターの寿命、または処理能力(CPU性能)の限界です。
Wi-Fi 6対応の最新ルーターに変えることで、宅内のネットワーク環境は根本から改善されます。どうしても有線が引けない事情がある方も、メッシュWi-Fi等の導入を検討すべきです。
光回線を見直すケース
「毎日、夜21時になると必ずPingが跳ねる」「Tracertの結果、プロバイダの経路でロスが出ている」
この場合、LANケーブルやルーターをいくら高級なものにしても直りません。大元の回線(ISP)がパンクしているからです。
FPSゲーマーにとって、速度以上に「Pingの安定性(遅延の少なさ)」が命。
現状に不満があるなら、思い切ってゲーマー向けに帯域を確保している光回線へ乗り換えるのが、一番の根本解決になります。
やってはいけない/注意が必要な対処
最後に、焦っている時ほど手を出してしまいがちな「NG行動」を忠告しておきます。
VPNやゲームブースターは安易に推奨しない
「Pingが下がる!」と謳うゲーミングVPNや高速化ソフトがあります。
確かにISPの経路が悪すぎる場合はルーティングを変えることで改善するケースもゼロではありませんが、Riot公式は「VPNやプロキシは接続問題を起こす可能性があるため通常利用は避ける」方向で説明しています。
アカウントのセキュリティリスクも含め、安易な導入はおすすめしません。
ファイアウォール無効化放置は危険
トラブルシューティングの一環としてファイアウォールを一時的にオフにするのはアリです。
しかし、「直ったからいいや」と無効化したまま放置するのは絶対にやめてください。
PCが丸腰になり、重大なセキュリティリスクを抱えることになります。
よくある質問
Q. 回線速度のスピードテストは速いのに、VALORANTだけラグいのはなぜ?
A. スピードテストのサーバーと、VALORANTのサーバーへの「道のり(経路)」が違うからです。速度(帯域)が太くても、ゲームサーバーまでの道が混雑していればPingは高くなります。
Q. Pingが高いほうが撃ち合いで有利(Peeker’s Advantage)って本当?
A. 状況によりますが、単純に「高Ping=最強」ではありません。Riotのシステム上、極端な高Pingは弾抜けやラバーバンドの不利益のほうが遥かに大きいです。安定した低Ping環境を作るのが一番勝率に貢献します。
いかがでしたでしょうか。
VALORANTの高Ping問題は、正しい順番で切り分けていけば必ず原因にたどり着けます。
まずは無料の対処法と公式手順を試し、どうしてもダメなら環境のアップデートを検討して、快適なコンペティティブ生活を取り戻しましょう!

