親の家のネット回線が月7,000円は払いすぎ?請求内訳の見方と見直し手順

回線


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離れて暮らす親から「家のインターネットに毎月7,000円くらい払っている」と聞くと、払いすぎではないかと心配になりますよね。

結論として、マンションのネット回線だけで月7,000円なら高めです。戸建てでも、1ギガの回線基本料だけなら高めと考えられます。

ただし、請求に固定電話、テレビ、Wi-Fi機器、工事費や端末代の分割払い、訪問サポートなどが含まれているなら、7,000円でも直ちに払いすぎとは言えません。回線を乗り換える前に、毎月の請求を項目ごとに分けることが先です。

最初に確認する3点

  1. 7,000円は「インターネットだけ」か、電話・テレビ・機器代込みか
  2. 親の家は戸建てかマンションか
  3. 固定電話番号、テレビ、見守り機器など、解約すると困るサービスがないか

この記事では、機械が苦手な親に代わって家族が確認するときの順序と、変更後に親が困らない見直し方を解説します。

親の家のネット代が月7,000円なら高い?

月7,000円が高いかどうかは、住居タイプと請求に含まれるサービスで判断します。次の表を最初の目安にしてください。

親の契約状況 7,000円の見方 最初に確認する項目
マンション・ネットのみ 高い可能性が高い 不要オプション、定期契約なしプラン、二重契約
戸建て・ネットのみ やや高め オプション、10ギガ、旧プラン、プロバイダ別請求
ネット+固定電話 内訳次第 電話基本料、通話料、電話オプション
ネット+電話+テレビ 妥当な場合もある テレビサービスを実際に見ているか
工事費・端末代の分割中 一時的に高い場合がある 残り回数、途中解約時の残額
訪問・遠隔サポート込み 必要性で判断 利用実績、無料窓口との違い

大手光回線の1ギガ・定期契約ありの代表例を見ると、ドコモ光はマンション4,400円、戸建て5,720円、SoftBank 光はマンション4,180円、戸建て5,720円です。契約先やプランで異なりますが、ネット単体の比較基準として使えます。

一方、工事不要のホームルーターも、ドコモ home 5Gが月5,280円、SoftBank Airが月5,368円で、端末代やオプションが別に発生する場合があります。「光回線をやめて置くだけWi-Fiにすれば必ず大幅に安くなる」とは限りません。

※上記は2026年8月28日時点の代表的な税込料金です。ソフトバンクは、SoftBank 光の対象プランとSoftBank Airについて2026年12月以降の月額基本料改定を案内しています。

料金の確認先:NTTドコモ「ドコモ光 料金プラン」ソフトバンク「SoftBank 光 月額基本料金」NTTドコモ「home 5G」ソフトバンク「SoftBank Air」

7,000円の請求を6項目に分ける

契約名や請求元が分からないときは、親に料金を聞くだけでなく、直近2~3カ月分の請求明細または契約書面を一緒に確認します。家族に写真を送ってもらう場合は、住所、契約者ID、クレジットカード番号などを隠してください。

明細から書き出す6項目

  1. 回線・プロバイダの基本料金
  2. 固定電話の基本料・通話料・付加サービス
  3. テレビや動画配信サービス
  4. Wi-Fiルーターやホームルーターの機器代
  5. セキュリティ、リモート支援、訪問サポート
  6. 工事費、事務手数料、前月調整など毎月ではない料金

請求元が2社以上ないか確認する

回線とプロバイダが別請求になっている契約や、ネット回線とは別会社のセキュリティサービスが継続しているケースがあります。クレジットカード、口座振替、携帯電話との合算請求を並べ、同じ用途の支払いが重複していないか確認しましょう。

「NTT」「プロバイダ」「サポート会社」の名前が並んでいても、すぐ二重契約とは断定できません。各社へサービス名と毎月の料金を聞き、役割を確かめてから判断します。

今月だけの請求と毎月の料金を分ける

工事費、事務手数料、通話料、有料電話番号への発信などで、その月だけ7,000円を超えていることもあります。1カ月分だけで決めず、2~3カ月分を比べると毎月の固定費が見えます。

高くなりやすい原因を順番に確認する

使っていない有料オプションが付いている

セキュリティソフト、機器補償、リモートサポート、動画・音楽、メールサービスなどが積み重なると、月額は簡単に1,000円以上増えます。

ただし、名称だけを見て家族が一方的に外すのは避けましょう。親が電話相談を実際に使っている、パソコンの設定を訪問サポートに頼っているなど、生活上必要な場合もあります。「過去1年で使ったか」「なくなると誰が代わりに助けるか」で判断します。

割引終了や定期契約なしプランになっている

キャンペーン終了で請求額が上がったり、契約期間のない割高なプランを選んでいたりすることがあります。請求額だけでなく、割引前の基本料金、現在の割引、終了日を確認してください。

工事費や端末代を分割で払っている

「実質無料」は、一定期間の割引を最後まで受けることで負担が相殺される仕組みが一般的です。途中で乗り換えると割引が終わり、端末代や工事費の残額だけが残る場合があります。

毎月1,000円安い回線へ移っても、残額と新しい事務手数料・工事費を含めると、しばらく赤字になるかもしれません。乗り換え前に現在の残額を必ず確認します。

親の使い方に対して10ギガが過剰になっている

LINE、Web検索、YouTube、見守りカメラ、テレビでの動画視聴が中心なら、10ギガが必須とは限りません。家族が同時に大容量通信をする、巨大ファイルを頻繁に扱うといった事情がなければ、1ギガや建物備え付け回線でも足りる可能性があります。

固定電話やテレビとのセットで高く見える

ネット回線の請求に固定電話とテレビがまとまっている場合、7,000円全体をネット代として他社の回線基本料と比べるのは不公平です。現在の総額と、乗り換え後も残したいサービスを含む総額を比較します。

親のネット代を見直す5ステップ

  1. 親の同意を得る:安くする目的と、今の電話やテレビが変わる可能性を説明する
  2. 明細を集める:直近2~3カ月分と契約書面を用意する
  3. 不要分だけ外す:使っていないオプションから見直す
  4. 現契約のまま安くできるか聞く:料金プラン変更、セット割、機器返却の可否を公式窓口へ確認する
  5. 最後に乗り換えを比較する:解約費用と新規費用を含む2年間の総額で判断する

親と一緒に窓口へ聞くこと

  • 毎月必ずかかる基本料金はいくらですか
  • 有料オプションを名称・金額ごとに教えてください
  • 工事費・機器代の残額と支払終了月はいつですか
  • 今日解約した場合にかかる費用はいくらですか
  • 固定電話番号は乗り換え後も維持できますか

契約者本人でなければ、家族でも詳細を教えてもらえない場合があります。親が契約者なら、本人に同席してもらうか、事業者所定の代理人手続きを確認しましょう。

乗り換えないほうがよいケース

  • 固定電話番号を維持できるか確認できていない
  • 見守りカメラ、警備、太陽光発電、FAXなどが回線に依存している
  • 親が現在の訪問サポートを日常的に利用している
  • 工事費やホームルーター端末代の残額が大きい
  • 新しいWi-Fi名とパスワードを家電へ再設定する人がいない
  • 「今だけ安い」という電話勧誘だけで契約を急かされている

国民生活センターは、光回線の電話勧誘で、契約中の事業者だと思ったら別会社だった、安くなると思ったら覚えのないオプションが付いていた、といった相談を紹介しています。突然の電話では契約せず、事業者名・サービス名・月額・契約期間・解約料を書面で確認してください。

参考:国民生活センター「光回線サービスの電話勧誘トラブルが増えています!」

見直し後の選択肢は3つ

今の回線を残して不要なオプションだけ外す

通信状態に不満がなく、親が機器の変更を不安に感じるなら、最も失敗が少ない方法です。月500~1,500円の不要分が見つかれば、工事や再設定なしで年間6,000~18,000円を減らせます。

スマホと同じ系列の光回線へまとめる

親が対象のスマホプランを使い続けるなら、家族分を含むセット割で通信費全体が下がる場合があります。ただし、回線単体の安さではなく、スマホ代、固定電話、オプションを含む世帯全体の支払額で比較します。

工事の少ない乗り換え先を比べたい場合は、
▶ おすすめ光回線3社の比較と選び方も参考にしてください。

工事が難しいならホームルーターを検討する

コンセントに挿して使えるため、工事を避けたい家庭では候補になります。ただし、電波状況によって速度や安定性が変わり、端末代の分割中に解約すると残額が生じることがあります。親の家の住所で提供エリアを確認し、返品・キャンセル条件も見てから契約しましょう。

光回線との違いと条件別の候補は、
▶ ホームルーターのおすすめ比較で確認できます。

「月額」ではなく2年間の総額で比較する

乗り換えを比べるときは、広告の割引後月額やキャッシュバックだけで決めず、次の式で24カ月分を計算します。

2年間の実質負担
月額料金24カ月分+事務手数料+工事費・端末代+必要オプション+現在の解約費用-確実に受け取れる特典

キャッシュバックに申請期限や受取手続きがある場合、機械が苦手な親だけでは受け取り損ねる可能性があります。家族が最後まで管理できないなら、特典額より通常月額とサポートの分かりやすさを優先したほうが安心です。

よくある質問

Q. 親がネットをほとんど使わないなら解約してよいですか?

A. 見守りカメラ、テレビ、固定電話、スマート家電、自治体や医療の連絡手段が回線を使っていないか確認してから判断してください。家族とのビデオ通話や災害時の連絡にも使うなら、利用量が少なくても残す意味があります。

Q. 親の代わりに家族が解約できますか?

A. 契約者本人の意思確認や委任状が必要になる場合があります。契約先の公式窓口へ代理手続きの条件を確認してください。家族だけで暗証番号を推測したり、本人になりすましたりして手続きしてはいけません。

Q. 月7,000円からどのくらい下がれば乗り換える価値がありますか?

A. 月額差だけでなく、解約費用、新規工事費、機器残債、再設定の手間を含めて判断します。まず不要オプションの解約だけで下げられないか確認し、乗り換え費用を回収できる月数を計算しましょう。

Q. 電話勧誘で「今より安くなる」と言われました。任せても大丈夫ですか?

A. その場では契約せず、会社名、サービス名、毎月の総額、必要オプション、工事費、契約期間、解約料を記載した書面を求めてください。不審な契約や説明との相違があれば、消費者ホットライン188へ相談できます。

まとめ|7,000円の内訳を確認してから見直す

  • マンションのネット単体で月7,000円なら高い可能性が高い
  • 戸建てでも1ギガの回線基本料だけなら高め
  • 固定電話、テレビ、機器代、工事費、サポート込みなら妥当な場合がある
  • 最初に不要オプションと一時的な請求を確認する
  • 乗り換えは固定電話番号、見守り機器、残債、再設定まで確認してから行う
  • 広告の月額ではなく、必要サービスを含む2年間の総額で比べる

まず親と一緒に直近2~3カ月分の明細を開き、「ネット基本料」「電話・テレビ」「オプション」「工事費・機器代」の4つに色分けしてみましょう。内訳が分かれば、残すものと減らせるものを安全に判断できます。

情報確認日:2026年8月28日。料金、割引、工事費、提供条件は契約時期・地域・住居・申込窓口によって異なります。手続き前に各事業者の公式案内と契約書面をご確認ください。

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