留学中に日本の電話番号を残す方法|休止・維持制度を徹底比較

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「留学の間、今使っている電話番号はどうすればいいんだろう」

解約すれば番号が他の人に渡ってしまうかもしれない、かといって使わないのに毎月の料金を払い続けるのはもったいない。そう感じている方は多いと思います。

この記事では、海外留学でスマホはどうする?5つの方法と失敗しない選び方で紹介した5つの通信方法のうち、「日本の電話番号をどう扱うか」だけに絞って詳しく説明します。

この記事で分かること

  • docomo・au・SoftBankの番号保管制度の内容と料金
  • 格安SIM・楽天モバイルに番号保管制度があるか
  • 番号保管と契約継続、どちらを選ぶべきか
  • 手続きの流れと注意点

読み終える頃には、自分が契約しているキャリアで番号を残せるかどうかが分かり、留学までにやるべき手続きが判断できるようになります。

結論|大手3社は番号保管制度あり、格安SIM・楽天は契約継続が基本

結論から言うと、docomo・au・SoftBankの3社には、月数百円で電話番号を残せる公式の保管制度があります。一方、楽天モバイルや主要な格安SIMには、同じような制度は公式には用意されていません。

まずは全体像を表で確認しておきましょう(2026年9月時点、各社公式サイトで確認)。

事業者 番号保管制度 最長期間 月額目安
docomo あり(電話番号保管) 6年 440円
au あり(一時休止・番号保管) 5年 409円
SoftBank あり(お預かりサービス) 5年(60ヶ月) 429円
楽天モバイル 公式な案内なし
UQ mobile・IIJmio・mineo・ahamo なし(公式に明記)

※料金は各社公式サイトの基本額です。別途申込手数料がかかる場合があります。ahamo・povo・LINEMOなどオンライン専用プランは、docomo・au・SoftBankの保管制度の対象外です。

docomo・au・SoftBankの「電話番号保管」を比較

結論として、3社とも仕組みはよく似ています。海外赴任・留学などで一定期間契約を使わない人向けに、通常契約より安い月額料金で電話番号だけを残せる制度です。

docomoの電話番号保管

docomoの「電話番号保管」は、最長6年間、電話番号を保管できる制度です。月額440円に加えて、メールアドレスも残したい場合は110円が上乗せされます。

申込みには手数料がかかり、店舗窓口では4,950円、オンライン手続きなら1,100円です。対象は5G・Xiの通常契約者で、ahamoなどオンライン専用プランは対象外です。

出典: NTTドコモ「電話番号保管」公式ページ(2026年9月確認)

auの一時休止(番号保管)

auの「一時休止」も、海外赴任・留学などで長期間利用しない場合を想定した制度です。申込みの翌月から数えて最長5年間、電話番号とauメールアドレスが保管されます。

月額料金は409円です。申込手数料は、店舗窓口で4,950円、My auでの手続きなら3,850円になります。再開したいときは、au店舗で再利用の手続きをすれば、無料で同じ番号を使えるようになります。

出典: au「一時休止・再利用」公式ページ(2026年9月確認)

SoftBankの電話番号・メールアドレスお預かりサービス

SoftBankにも、海外赴任・留学向けの「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」があります。最長5年(60ヶ月)、月額429円で番号を保管できます。

注意点として、同じ請求月内に一度解除すると、その月のうちに再度お預かりサービスへ申し込むことはできません。留学の予定が変わりやすい人は、申込みのタイミングに気をつけましょう。

出典: SoftBank「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」公式ページ(2026年9月確認)

格安SIM・楽天モバイルには番号保管制度がない

結論として、UQ mobile・IIJmio・mineo・ahamoには、留学中に番号だけを残す公式の休止制度はありません。楽天モバイルについても、同様の制度は公式サイトで案内されていません。

  • UQ mobile:一時休止・再利用サービスを提供していないと公式に明記
  • IIJmio:利用の休止・一時停止制度なし
  • mineo:盗難・紛失時の緊急停止はあるが、留学向けの番号保管制度ではなく、停止中も料金は発生する
  • ahamo:公式FAQで休止・一時停止サービスを提供していないと明記

楽天モバイルは、契約を維持したまま指定107の国・地域で月2GBまでデータ通信を無料で使える点が特徴です(2GBを超えると低速になり、1GBごとに追加チャージも可能)。番号を残しつつ、留学先が対象国に含まれていれば、留学中も最低限のデータ通信を使いたい人には選択肢になります。

ただし、楽天モバイルには「180日間利用がないと強制解約の対象になる」という規定があります。長期間まったく使わない状態を放置しないよう注意してください。

これらの事業者を使っている場合、番号を残す方法は次の2つのどちらかになります。

  • 契約はそのまま維持し、通常の月額料金を払い続ける
  • 留学前に、番号保管制度のあるdocomo・au・SoftBankへ乗り換える

留学中の通信手段そのものについては
▶ 海外留学におすすめのeSIM比較も参考にしてください。

番号保管サービスと契約継続、結局どちらがいい?

結論として、留学期間が長いほど番号保管サービスが有利になり、短いほど契約を維持したままの方がシンプルです。

比較項目 番号保管サービスを使う 契約を維持する
月額目安 400〜440円程度 通常の基本料金(数千円)
電話番号 残る 残る
通話・SMS・データ通信 利用不可 利用可能
向いている留学期間 半年以上の長期 数か月程度の短期・中期

数か月程度の留学であれば、保管サービスの申込手数料を考えると、契約をそのまま維持した方が手間も費用も少なく済むことがあります。半年以上の長期留学であれば、月々の料金差が大きくなるため、番号保管サービスに切り替えるメリットが出てきます。

迷ったときは、留学期間別早見表もあわせて確認してみてください。

手続きの流れと注意点

番号保管サービスを使う場合の大まかな流れは、次のとおりです。

出発前に各社窓口・オンラインで申込み

留学中は番号保管状態(通話・データ利用不可)

帰国後、店舗またはオンラインで解除手続き

同じ電話番号ですぐ利用再開

ここで注意したいのは、番号保管中は電話もSMSも届かないという点です。LINEのSMS認証や、番号を登録している他のサービスは、保管期間中は使えません。

「留学中に日本の番号でSMS認証が必要になったらどうしよう」と不安になる人もいると思います。しかし、多くの場合、留学先で使うeSIMやローミングにも別の電話番号が割り当てられるか、LINEなどはアプリ内の機能で代用できます。詳しくは
▶ 海外留学でLINEは使える?出発前に確認したい設定と注意点で説明しています。

再開の手続きは、基本的に各社の店舗窓口で行います。オンラインだけで完結しない場合もあるため、帰国後すぐに使いたい人は、出発前に再開の手順も確認しておくと安心です。

よくある質問

番号保管中に自分の番号へ電話をかけるとどうなりますか?

番号保管中は回線が停止しているため、着信も発信もできません。電話をかけても、圏外またはつながらない状態になります。

番号保管中でもLINEは使えますか?

保管中の番号ではSMS認証を新たに受け取れません。すでにログイン済みのLINEアカウントであれば、番号が使えなくても引き続き利用できることが多いですが、事前の設定確認については
▶ 海外留学でLINEは使える?出発前に確認したい設定と注意点を参考にしてください。

格安SIMでも番号を残す方法はありますか?

UQ mobile・IIJmio・mineoなど、この記事で紹介した格安SIMには、公式の番号保管制度がありません。番号を残したい場合は、契約をそのまま維持するか、留学前に番号保管制度のあるdocomo・au・SoftBankへ乗り換える必要があります。

留学が延長になったら、保管期間はどうなりますか?

各社とも保管には上限期間(docomoは6年、au・SoftBankは5年)が設定されています。上限に近づく場合は、期限が切れる前に、契約中のキャリアへ延長や再開の手続きについて確認しておきましょう。

まとめ|自分のキャリアに保管制度があるか、まず確認しよう

docomo・au・SoftBankには、月400〜440円程度で電話番号を最長5〜6年残せる公式の保管制度があります。一方、楽天モバイルや主要な格安SIMには同様の制度がなく、契約を維持するか、保管制度のあるキャリアへ乗り換えるかを選ぶ必要があります。

まずは自分が契約しているキャリアに保管制度があるか、公式サイトまたは窓口で確認してみましょう。通信方法そのものをまだ決めていない方は、
▶ 海外留学でスマホはどうする?5つの方法と失敗しない選び方もあわせてご覧ください。

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