海外留学でスマホはどうする?5つの方法と失敗しない選び方をやさしく解説

回線

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「子どもの海外留学が決まったけれど、スマホはどうすればいいんだろう」

そう思って検索している方は多いと思います。SIM、eSIM、海外ローミングと聞くと、それだけで難しそうに感じてしまいますよね。

結論からお伝えすると、難しい知識は必要ありません。今使っているスマホは、そのまま海外に持っていけます。あとは、海外でインターネットにつなぐ方法を一つ決めるだけです。

この記事で分かること

  • 留学期間別に、どの通信方法を選べばいいか
  • 5つの通信方法のメリットとデメリット
  • 現地に着いた瞬間からスマホを使う手順
  • 申込み前に親子で確認しておきたいこと

この記事では、5つの通信方法を比較したうえで、留学期間や性格に合わせた選び方を順番に説明します。読み終える頃には、「うちの子の場合はこれで大丈夫」と判断できるようになります。

【結論】海外留学でも今のスマホはそのまま使える

結論から言うと、海外留学のためにスマホを買い替える必要はありません。

変わるのは、スマホ本体ではなく「インターネットへのつなぎ方」です。日本にいる間はドコモやau、ソフトバンクなどの回線でつながっていますが、海外ではその回線が使えません。そこで、海外用の通信方法を一つ準備します。

どの方法が向いているかは、留学期間によって変わります。まずは目安の表を見てください。

留学期間・状況 第一候補 第二候補 選び方のポイント
数日〜1か月 海外用eSIM 海外ローミング 手軽さと料金で比較する
1〜3か月 海外用eSIM 現地SIM 出発前に準備するか現地で契約するか
半年〜1年以上 現地契約 到着直後用eSIM 長期の料金と現地の電話番号を重視する
設定が苦手 海外ローミング 日本語サポート付きeSIM サポート体制と手軽さを優先する
複数端末を使う レンタルWi-Fi テザリング対応eSIM スマホ以外もつなぐか確認する

この表はあくまで目安です。同じ留学期間でも、設定への慣れや必要なデータ量によって最適な方法は変わります。半年以上の長期留学でも、到着直後の通信手段としてeSIMを併用する人は多くいます。

それぞれの方法の中身は、次の章で詳しく比較します。

海外留学でスマホを使う5つの方法を比較

海外でスマホを使う方法は、大きく5つに分かれます。それぞれ向き不向きがあるので、まずは全体を比較してみましょう。

通信方法 準備の簡単さ 料金 短期留学 長期留学 主な注意点
海外ローミング 長期利用時の料金
海外用eSIM 対応機種の確認
海外用SIMカード カード交換と保管
レンタルWi-Fi 充電・持ち運び・返却
現地契約 現地での契約手続き

※料金は商品や渡航先によって変わるため、表では相対的な評価にしています。

方法1 海外ローミングを使う

海外ローミングは、日本で契約している携帯会社の回線を、海外でもそのまま使う方法です。

SIMカードの交換が不要で、電話番号もそのまま使えます。手続きも簡単なので、出発前に何もしたくない人には向いています。ただし、長期間使うと料金が高くなりやすい点には注意が必要です。海外での高額なパケット通信料は、実際に相談が寄せられているトラブルの一つです。出典:総務省 電気通信消費者情報コーナー

向いている人は、手間を減らしたい短期留学生です。

設定方法や高額請求を防ぐコツは、
▶ 海外ローミングとは?料金・設定と高額請求を防ぐ方法で詳しく説明しています。

方法2 海外用eSIMを使う

eSIMは、スマホの設定画面から海外用の回線を追加する方法です。物理的なカードの入れ替えがいりません。

日本にいるうちに申込みと設定を済ませておけるので、現地に着いてすぐインターネットにつながります。短期から中期の留学に向いていますが、対応していない機種もあるため、事前の確認が欠かせません。

向いている人は、日本で準備を終わらせ、到着後すぐにLINEを使いたい人です。

仕組みをもう少し詳しく知りたい方は
▶ eSIMとは?SIMカードとの違いを初心者向けに解説を、
対応機種の調べ方は
▶ スマホがeSIM対応機種か確認する方法を参考にしてください。

方法3 海外用SIMカードに入れ替える

スマホに入っている小さなカードを、海外用のカードに交換する方法です。比較的安いプランを見つけやすいのが特徴です。

ただし、日本のSIMカードを紛失しないよう保管しておく必要があります。また、利用しているスマホがSIMロックされていると、他社のSIMカードが使えないことがあります。

国民生活センターにも、SIMロックが解除できずに困った相談が寄せられています。出典:国民生活センター

向いている人は、カードの交換に抵抗がなく、料金を抑えたい人です。

SIMロックの確認方法は
▶ SIMロックの確認・解除方法で、
接続できないときの対処法は
▶ 海外SIMのAPN設定と繋がらないときの対処法で紹介しています。

方法4 レンタルWi-Fiを持っていく

持ち運びできるWi-Fiルーターを借りる方法です。スマホだけでなく、パソコンやタブレットも同時に接続できます。

複数人で一台を共有できるのは便利ですが、常に端末を持ち歩き、充電を切らさないようにする手間があります。長期間の利用では、料金が高くなりやすい点も知っておきましょう。

向いている人は、複数の端末をまとめて接続したい人です。

eSIMとどちらが合っているか迷う場合は、
▶ 海外Wi-FiとeSIMはどっち?料金・手軽さ・留学期間で比較を参考にしてください。

方法5 現地の携帯電話会社と契約する

留学先の携帯電話会社と直接契約する方法です。長期間の利用では、料金を抑えやすいのが魅力です。現地の電話番号を取得できることもあります。

一方で、契約には身分証明書や住所、現地の支払い方法が必要になる場合があります。空港に着いてすぐ契約できるとは限りません。

向いている人は、半年以上滞在し、現地で契約の手続きができる人です。

契約方法は
▶ 留学先で現地SIMを契約する方法で解説しています。
現地でSIMが手に入らなかったときは
▶ 現地SIMが買えなかったときの代替手段も参考にしてください。

結局どれを選ぶ?留学期間別のおすすめ

5つの方法を見ても、まだ迷う方もいると思います。ここでは、留学期間ごとに具体的な選び方をお伝えします。

数日〜1か月の短期留学

短期留学なら、eSIMか海外ローミングのどちらかで十分です。

料金を抑えたいならeSIM、申込みや設定の手間を減らしたいなら海外ローミングを選びましょう。複数端末を使うならレンタルWi-Fiも候補になりますが、現地契約は手続きの負担が大きいためおすすめしません。

1〜3か月程度の留学

この期間は、eSIMと現地SIMを中心に比較するとよいでしょう。

日本で準備を済ませたいならeSIM、現地の店舗で手続きできるなら現地SIMが向いています。最初の数日だけeSIMを使い、落ち着いてから現地SIMに切り替える方法もあります。

半年〜1年以上の長期留学

長期になるほど、現地契約の料金メリットが大きくなります。学校や住居が決まってから、現地で契約する人も多いです。

ただし、契約が完了するまでの数日間、通信手段がないと不安ですよね。そこで、到着直後用のeSIMを一つ用意しておくと安心です。

日本で出発準備

到着直後用eSIMを設定

現地空港に到着

LINEで家族に到着連絡

住居・学校生活を開始

現地SIM・携帯会社を契約

この流れなら、通信が途切れる期間がなく、家族も安心して見送れます。

現地に着いた直後からスマホを使うには?

親として一番心配なのは、現地に着いた直後に連絡が取れないことではないでしょうか。

空港の無料Wi-Fiは、必ず使えるとは限りません。混雑していたり、そもそも設置されていなかったりすることもあります。だからこそ、出発前に通信方法を準備しておくことが大切です。

eSIMを使う場合は、日本にいる間に申込みと設定を終わらせておきます。現地に着いたら回線を切り替えるだけなので、迷う場面がありません。

現地空港に到着

スマホの電源を入れる

準備した海外回線に切り替える

インターネット接続を確認

LINEで家族に到着連絡

万が一、現地でうまくつながらないときは、以下の記事も確認してみてください。

申込み前に親子で確認すること

通信方法を決める前に、いくつか確認しておきたいことがあります。ここでは、留学準備の中でも見落としやすい項目をまとめました。

確認項目 確認する内容 分からない場合
留学先 国・都市・乗り継ぎ国 留学書類を確認する
滞在期間 到着日と帰国予定日 航空券・学校日程を確認する
スマホの機種 正式な機種名 スマホの設定画面で確認する
eSIM対応 利用予定端末が対応しているか 対応機種の確認方法
SIMロック 「SIMロックなし」になっているか 解除方法の記事
日本の電話番号 維持・休止・解約のどれにするか 番号維持の記事
必要なデータ量 LINE中心か、動画やテザリングも使うか eSIM比較記事

特に見落としやすいのが、SIMカードのサイズとインターネット環境の事前確認です。日本学生支援機構(JASSO)の留学情報サイトでも、SIMカードのサイズ確認や、滞在先のネット環境を事前に調べておくことがすすめられています。出典:JASSO 海外留学情報サイト

寮であれば到着後すぐにWi-Fiが使える場合が多いですが、ホームステイやアパートでは、ネット環境が家賃に含まれているかどうかを事前に確認しておくと安心です。

よくある質問

日本のスマホは海外でもそのまま使えますか?

基本的には持っていけます。ただし、対応機種かどうか、SIMロックがかかっていないか、通信方法をどうするかの3点は事前に確認しておきましょう。スマホ本体の問題と、通信契約の問題は別々に考えると分かりやすくなります。

海外でもLINEは使えますか?

インターネットにつながっていれば、海外でも基本的にLINEは使えます。SIMを交換しても、アプリ自体が消えることはありません。電話番号が変わる場合の引き継ぎ設定については
▶ 海外留学でLINEは使える?出発前に確認したい設定と注意点で詳しく説明しています。

SIMを変えると写真やアプリは消えますか?

消えません。SIMカードは通信のための部品であり、写真やアプリを保存している場所ではないためです。とはいえ、渡航前には念のためバックアップを取っておくと安心です。

日本の電話番号は残した方がいいですか?

銀行やクレジットカードなど、SMS認証を使うサービスを利用しているなら、番号を残す選択肢が有力です。維持費や各社の休止制度を比較したうえで判断しましょう。詳しくは
▶ 留学中に日本の電話番号を残す方法で解説しています。

まとめ|留学期間に合った通信方法を出発前に準備しよう

日本で使っているスマホは、そのまま海外に持っていけます。あとは、留学期間に合った通信方法を一つ準備するだけです。

短期ならeSIMか海外ローミング、中期ならeSIMか現地SIM、長期なら現地契約を中心に、到着直後用のeSIMを併用するのがおすすめです。

まずは留学先の国と滞在日数を確認し、自分に合う通信方法から検討してみましょう。eSIMが向いていそうな方は、
▶ 海外留学におすすめのeSIM比較|期間・料金・サポートで選ぶで、具体的なサービスを比較しています。

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