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Wi-Fiでもライブ配信はできますが、ゲーム実況や長時間配信を安定させたいなら有線LANが優先です。Wi-Fiは平均速度が十分でも、電波干渉・距離・周囲の利用によって瞬間的に速度や遅延が変化するためです。
本記事では、Wi-Fiで配信できる条件、有線LANとの違い、配線できない場合の改善方法を解説します。すでにカクついている方は、
▶ 配信のカクつきを原因別に切り分ける方法も確認してください。
結論
雑談・短時間配信なら良好なWi-Fiでも可能です。動きの多いゲーム、1080p・60fps、長時間の定期配信は、有線LANで安定性を優先します。
配信におけるWi-Fiと有線LANの違い
| 比較 | Wi-Fi | 有線LAN |
|---|---|---|
| 安定性 | 距離・干渉で変動 | 比較的安定 |
| 設置 | 配線不要 | ケーブルが必要 |
| 原因切り分け | 回線と無線が混ざる | 回線状態を確認しやすい |
| ゲーム配信 | 環境次第 | 優先推奨 |
Wi-Fiでも配信しやすい条件
- ルーターと配信PCが同じ部屋にある
- 壁・床・家電を挟まない
- 上り速度に十分な余裕がある
- 低〜中ビットレートの配信
- 周囲の無線混雑が少ない
- 同居人の大容量通信が少ない
必要な速度は
▶ 画質別のライブ配信上り速度で確認できます。
ただし速度テストが速いだけでは、瞬断やパケットロスまでは判断できません。
有線LANを優先したい配信
- 1080p・60fpsのゲーム実況
- 視聴者とのリアルタイム対話が重要
- 数時間の長時間配信
- 大会・イベント・仕事の配信
- OBSのドロップフレームが増えている
- 夜間だけWi-Fiが不安定
OBSのネットワークドロップが出ている場合は、
▶ ドロップフレームを直す手順も実施してください。
配信PCを有線LANへつなぐ方法
- ルーターのLANポートを確認する
- 必要な長さのLANケーブルを用意する
- ルーターと配信PCを接続する
- PCのWi-Fiを一時的にオフにする
- 上り速度とOBS統計を再確認する
LANケーブルはCAT6またはCAT6A
一般的な1Gbps回線ならCAT6、10Gbpsや長期利用まで考えるならCAT6Aが扱いやすい選択です。一般家庭でCAT7・CAT8を選べば必ず安定するわけではありません。
長いケーブルは壁際へ固定する
ドアの可動部や家具の脚でケーブルを強く挟まないようにします。薄型ケーブルは配線しやすい反面、設置状況によっては耐久性も確認してください。
有線化できない場合のWi-Fi改善策
ルーターとPCを近づける
壁・床・金属家具・水回りを避け、できるだけ見通しのよい場所へ置きます。床や棚の奥へ押し込まず、熱がこもらない位置にします。
5GHz帯と2.4GHz帯を比較する
5GHz帯は高速で干渉を受けにくい一方、壁や距離に弱い傾向があります。2.4GHz帯は遠くまで届きやすい一方、周辺機器との干渉が増えやすいため、実際の設置場所で比較します。
中継機を増やす前に設置を見直す
中継機は届く範囲を広げられますが、中継方法によって速度や安定性が下がる場合があります。メッシュWi-Fiも万能ではないため、配信PCまで有線バックホールを使えるか確認します。
ほかの端末の通信を止める
スマホの写真バックアップ、クラウド同期、ゲーム更新を止めます。これで改善するなら、回線契約ではなく家庭内利用が原因です。
ルーターの更新・再起動
ファームウェア更新、再起動、利用台数、対応規格を確認します。古いルーターでも有線は正常な場合があるため、Wi-Fiテストと有線テストを分けます。
Wi-Fiと回線のどちらが原因か確認する
- 同じPC・同じOBS設定でWi-Fi配信をテスト
- LANケーブルで直接接続して再テスト
- 有線だけ改善するならWi-Fi側
- 有線でも悪いなら回線・配信経路・PCを確認
夜だけ有線でも悪化する場合は、
▶ 夜間の回線混雑を確認する方法へ進んでください。
ホームルーターでライブ配信できる?
雑談や短時間の低ビットレート配信なら可能な場合があります。ただしモバイル通信は電波状況や基地局混雑で上りが変動しやすく、定期的な高画質ゲーム配信では光回線より不利です。契約前に配信予定時間帯の上り実測を確認できない点にも注意します。
有線でも不安定なら回線を確認
LANケーブルで直接つないでも、上り速度低下やOBSドロップが続く場合は回線側を調べます。YouTube配信でNURO光を候補にする方は、
▶ NURO光はYouTube配信に向いているかも参考にしてください。
よくある質問
Wi-Fi 6やWi-Fi 7なら有線は不要?
規格上の速度が高くても、距離、干渉、設置状況による変動は残ります。重要な長時間配信では有線を優先します。
有線なのにカクつくのはなぜ?
回線混雑、パケットロス、配信サーバー、OBSのエンコード負荷が考えられます。有線化は原因をWi-Fi以外へ絞る手段でもあります。
LANケーブルを変えると速くなる?
破損・接触不良・古い規格がボトルネックなら改善します。正常なCAT6で必要速度を満たしている場合、過剰な規格へ変えるだけでカクつきが直るとは限りません。
まとめ
Wi-Fiでも配信はできますが、安定性と原因切り分けでは有線LANが有利です。まず同じPC・同じ設定で有線テストを行い、有線だけ改善するならWi-Fi環境を、有線でも悪ければ回線・OBS・PCを確認してください。

